代表社員中村 謙介
私は、高校卒業後すぐに精神科病院に就職し、その後、特別養護老人ホームで勤めて参りました。事務職やクラーク等の業務をしながら、利用者様やご家族とも関わって参りました。職務の立場上、利用者様(家族)と事業所、職員と事業所の狭間で人と人との関りで生まれる情と、経営側としてシビアな考えを求められる中で、もどかしさを感じていました。
そして、私が生まれ育った地域は博多部であり、伝統行事(博多祇園山笠)、地域活動(消防団)に長く携わってきました。その中で、年長者を敬う心、地域を愛する心(郷土愛)、誰もが差別なく安心して住みやすい街づくりをする大切さを学んできました。
また、過去に全国の福祉従事者と意見を交わす機会に参加させて頂いた時に、福岡の福祉はまだ遅れていると感じました。
そういった経験の中で、少しでも地元福岡の福祉の発展と社会の充実を目指したいと思い、法人を設立しました。職員全員が同じ志とプロ意識を持って、それぞれの知識、経験、ネットワークを生かし、利用者様やご家族はもちろん、職員や職員の家族、関わった全ての皆様が幸せになれる法人になりたいと思っております。和の心を大切にし、この国に生を授かった喜びを、みんなで分かち合いましょう。